春は死の季節

雑記

私は一年の中で春が一番嫌いです。暑いのが嫌い、寒いのが嫌いという人もおられるかもしれませんが、私はとにかく春が嫌いです。春を嫌いになってしまった理由は…。

風が強すぎる

春は春夏秋冬の中でもっとも強風が吹く季節と言われています。風速10メートル以上の強風が吹く日が一番多いのが4月、次に3月、5月と続いていきます。気象学的に言うと「温帯低気圧が発達する」らしいのですが、ただ生活をしているだけの私たちにとっては「だから何?原因がわかっているのに強風を止められないのか」という怒りしかありません。人間の力ではどうにもならない自然の強大さを感じます。

屋外で仕事をするようになってから、今まであまり気にしていなかった風を気にするようになり、毎日天気予報アプリで風の強さをチェックしています。風速5メートル以上の風が吹く日は朝からため息が出て、仕事に行くのが嫌になります。休日でも風が強いと外に出るのが嫌で、風の弱い時間を見つけては最低限の外出しかしなくなりました。

自転車に乗ることが多いので、風切り音が不快で不快でたまりません。ネックウォーマーで風が耳が当たらないようにしたり、暑い日は風切り音を軽減する耳せんをつけています。いまでは風が体に当たるだけでも不快な気分になり、風切り音は黒板を掻くように神経に障ります。外で働く仕事のせいで風を受け付けない体質になってしまいました。やはり労働は人体に悪影響しか与えないと再確認しました。

雨が多すぎる

雨といえば梅雨の6月や台風の10月が代表的ですが、その次に雨の多い月が3月です。これも気象学的に言うと「高気圧と低気圧が交互にやってくる」とのことですが、そんな傾向だけ伝えられたところで不愉快な気分が消えるわけではありません。天気の良い日と天気の悪い日が交互にくるというだけです。

3月は風が強い月ランキングで2位に入り、雨の降る日が多い月ランキングで3位に入るのです。本当にたちが悪い不愉快な一ヶ月と言えるでしょう。

強風かと思えば雨、晴天かと思えば雨、一日じゅう降り続く雨。「春に3日の晴れなし」という言葉もあるほど、昔から人は春の不安定な天気に悩まされていたのです。

寒暖差が大きすぎる

春は暑い日と寒い日が何度も繰り返されるだけでなく、気温の差も非常に大きいです。私の住んでいる大阪の週間天気予報では、今週の最高気温は18度、最低気温は4度でした。実に14度もの気温差があります。とても同じ格好で過ごすことはできないし、体にも相当な負担がかかります。気圧や気温の変化で自律神経が乱れ、うつ病などの気分障害が起きやすいと言われます。春になると変質者が増えるのも春が全部悪いのです。

花粉と黄砂が多すぎる

花粉と黄砂も春がピーク。多くは書きませんがとにかく最悪です。

おわりに

春は最悪の季節。暑いだけ、寒いだけなら服装や空調設備で対策ができますが、強風や雨はそれができず、どうにもなりません。そういう意味で春は悪質です。毎年春になると激しいうつ状態になります。ゴールデンウィーク明けに心身の調子を崩す人が多いのも春のせいでしょう。一日一秒でも早く春が過ぎ去ってくれますように。

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