発達障害の障害者手帳を取得しました

障害

障害者手帳を取得した。正式名称は精神障害者福祉手帳。

等級は3級。「精神障害であって、日常生活もしくは社会生活が制限を受けるか、日常生活もしくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの」に該当する。

収入が少なく日常生活が制限を受けている。人間関係が上手くいかず社会生活が制限を受けている。生活は困難を極める。

障害者手帳が発行されたことで、健常者だった自分は39歳で死んだ。手帳が発行されたとき、障害者に生まれ変わって新しい人生を始めようという前向きな気持ちと、健常者として最後まで生き抜くことができなかったという無念な気持ちが交錯した。

だけど、死ぬために障害者手帳を取得したわけじゃない。生きる気力がある限り何回でも前を向く。何度失敗しても希望は捨てない。

手帳を取得することに否定的な人もいた。ツイッターで「なんかもうちょっとやりようがあるのでは」と言ってきた人がいる。健常に生きていければそれに越したことはない。だが現状がそれを許さなかった。

ハローワークで応募した今の会社。前科が無ければ採用される。年収は180万。貯金はできない。服も買えない。突発的な出費があると借金しなければならない。

その生活から抜けることができなかった。抜け出すための資金が無い。準備するための時間がない。金が無いとここまで動けなくなのかと痛感した。人生が本当に詰みかけていた。

幸いにも、ツイッターでは祝福の声を多く頂いた。手帳のある人、手帳のない人、応援してくれる人たちみんなと一緒に幸せになる。新しい世界に飛び込む勇気を持って。

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