永遠に続く苦しみ

人生

激しい鬱

今週は激烈なうつ状態になっていた。Twitterにログインしても書き込む気力がなかった。心療内科でもらった発達障害検査のアンケートを見ながら「早く発達障害と診断されて楽になりたい」という気持ちと「もう健常者として生きられないのか」という気持ちに挟まれ、頭を抱えながら過ごしていた。

健常な職場で働くことができず、障害者よりも低い給料で働く人生。解決策は障害者雇用しか無いのだろうか。ただ障害者雇用もメリットばかりではない。これまでいろいろな職場で障害者雇用の人たちを見てきたが、彼らの顔は総じて暗かったし、職場に馴染んでる様子もない。

健常者が気を遣うため責任ある仕事は任せてもらえない。つまり仕事がない。仕事がなければ居場所がない。誰からも相手にされず、自尊心はボロボロになり、定時になると逃げるように退勤する。ネットを見ても障害者雇用に関してはネガティブな意見ばかりが目についた。

とはいえ健常者として再就職するのは不可能に近い。まともな職歴も経験もないし、健常者と対等に仕事をするのがもう無理だと思う。だけど今の地獄は抜け出したい。健常者に生まれていればこんな悩むこともなかった。何なんだこの人生は。

永遠に続く苦しみ

38歳、手取り11万。独身、貯金なし、子供なし、家なし、車なし、肉体労働者。真面目に生きてきたはずなのに、なぜこんな人生になってしまったのだろう。毎日苦しんでいる。

何をやっても人生が上手くいかない。健常者のように生きられないと。いつも自分はどこかで脱落していた。その原因が何なのか。結局「能力が低い」という救いのない答えにたどり着いてしまう。

小学生のときは、勉強も運動もできず、友だちもおらず、いじめを受けた。学校に行くのが嫌だったが、不登校は許されなかった。いじめが担任に見つかり、学級会が開かれた。クラスのいじめられっ子として晒し上げられた。あの屈辱は一生忘れられない。中学校ではいじめの加害者と同じクラスになることは一度もなかった。

高校に入ると、勉強の成績が上がり始める。そして「自分は有能な人間だ」と思い始めるようになった。だがよく考えると、クラス全員が対等な条件で勉強していたわけではない。他府県から通学していた者、部活動をしていた者。家と学校を自転車で往復するだけの自分が有利なのは当然だった。誰よりも学習に使える時間が多い環境にいて、ようやく平均以上になれただけの話だったのだ。

大学は電車通学になり、通学時間の長さと大学のつまらなさに耐えられずに不登校になった。留年もした。他の学生よりも長く大学に行ってたのに勉強についていけず成績は最下位。20歳のときに参加した成人式では全員に無視される。誰も自分のことを覚えていなかった。就職活動も上手くいかなかった。無内定で大学を卒業した。地獄のような5年間だった。

理解力、問題解決能力、自己分析力、体力、コミュニケーション能力、社会で生きていくために必要な全ての能力が低い人間だった。そんな自分が健常者と同じフィールドで幸せになれるはずがなかった。

限界が近い

限界に近づいている。感覚過敏がひどい。数ヶ月前から風切り音に耐えられなくなり耳栓を買った。さすがに仕事中には付けられないが、耳栓がないと通勤できないほど厳しい限界状態になっている。

風が体に当たるだけでも不快感を感じる。つまり風が吹いている外に出るだけでつらい。エアコンや扇風機などの人工的な風はまだ大丈夫だが、自然の風がきつい。風を受けるたびに全身に力が入ってしまうので、体力と精神の消耗がとても激しい。

感覚過敏は精神が異常状態になっているしるしだと思う。これは自閉症スペクトラムの症状の一つでもあるらしい。

休むこともできない。毎日が地獄。明日からまた地獄。どんどん状態が悪くなっていく。健常者になりたかった。この人生もう無理かもしれない。

自分は健常者だと思ってここまで生きてきたけど、もう心が折れかけている。健常者と同じように働いて、健常者と同じように生きていくのが難しい。

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